プロによるメンズ脱毛の施術を受ければ、自己処理よりも高い脱毛効果を得ることができます。近年、施術に用いられる脱毛マシンの性能の向上は著しいものがあり、皮膚により優しく、痛みがより少ないお手入れが可能になっています。
とはいえ、ムダ毛を処理する過程で、肌への負担が全くゼロという訳にはいきません。肌トラブルを回避するためには、施術後の正しいスキンケアが欠かせないのです。
メンズ脱毛の施術方法とは?
サロンやクリニックで採用されているメンズ脱毛方法には、ライト脱毛、レーザー脱毛、ニードル脱毛の3種類があります。
- ライト脱毛・レーザー脱毛とは、光を照射することによって発毛細胞にダメージを与える方法
- ニードル脱毛とは、毛穴に針を刺して電気を流して発毛組織を凝固させる方法
施術は毛周期に合わせて繰り返し行い、脱毛完了までに必要な回数は、毛質や部位にもよって個人差がありますがライトだと10~12回、レーザーやニードルだと4~6回が目安です。これらのいずれの方法も、毛根と皮膚に熱が伝わるのが特徴です。
脱毛の施術によって肌は乾燥しがち
脱毛の施術によって熱を帯びた肌は、乾燥しやすくなります。肌の一番表面にある角質層の水分量が低下すると、それと比例するようにバリア機能が低下します。バリア機能が低下した肌は、外部からの刺激に敏感になって肌荒れを起こしたり色素が沈着したりといったトラブルを起こしがちになるだけでなく、細菌などが入りやすい無防備な状態になってしまいます。
特に脱毛後はブツブツが出来たり、炎症を起こしたりしがち。様々なトラブルを回避するためには、肌のバリア機能を向上させなければならず、そのためには肌への十分な水分補給が必要になるのです。
具体的なスキンケア方法は?
脱毛後は、施術を受けた部位に化粧水をたっぷり染み込ませ、その上からクリームを塗布して潤いが逃げないようにコーティングするといいでしょう。ポイントは、化粧水はケチらずふんだんに肌につけること。ですから、なにも高価なスキンケア用品を用いる必要はありません。安価であっても、3大保湿成分といわれる、セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンがふんだんに配合された化粧水やクリームは肌をきっちり保湿し、潤いキープさせてくれるはずです。
また脱毛の施術を受けた後に、肌のほてりがなかなか消えないようであれば、濡らしたタオルや保冷材をあてて、肌を鎮静化させるといいでしょう。
脱毛後、保湿ケア以外に気を付けるべきことは?
肌が敏感になっているので、肌に刺激を与えるのはNG。特に紫外線は浴びないように気を付けましょう。さらに皮膚の新陳代謝が向上するようなことをしてしまうと、肌が熱を帯びて乾燥をさらに進行させかねません。脱毛の施術を受けた当日と翌日は、激しいスポーツ、入浴、サウナ、飲酒などは避けたほうが無難です。引っかいたりタオルでゴシゴシこすったりするのもやめておきましょう。
肌のほてりや乾燥が気になったら
脱毛後に肌のほてりや乾燥が気になっていても、しっかり保湿をしていれば、1~2日で自然に治まるはずです。もしスキンケアが功を奏さず、肌荒れを起こしてしまったら、自己判断は避け施術を受けたサロンまたはクリニックに相談しましょう。軟膏などを処方してくれるはずです。
脱毛することによって肌トラブルが起こる可能性があることは事実ですが、不安がることはありません。
サロンやクリニックでの脱毛の施術がもたらす肌への負担は、自己処理によって及ぼされる悪影響と比較すると、かなりソフトなので安心です。
きっちりスキンケアしておけば、肌トラブルが回避され、ツルツルの美肌を手に入れることができるはずです。
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